買いは分かるが・・・。(4/9朝の講義)
4月8日の日経平均は停戦合意を好感した買いに大幅続伸し、終値は前日比2,878円高の56,308円42銭で引けた。米国株式市場は上昇。ダウ平均は1325.46ドル高の47909.92ドル、ナスダックは617.15ポイント高の22635.00で取引を終了した。
イラン攻撃が2週間の停戦をということから株価は急騰、昨晩の日経平均先物は57000円台に戻してきましたよね。ですから、買い戻しと新規の買いが相当入っているということなんでしょう。特にキオクシアや古河電工のように空売りが積み上がっていた銘柄は、買いが買いを呼ぶ展開で、なかなか止まる気配がないんですよね。ただ、一般的には高く始まって日経平均が上がっても、どこか表情は重く、やりにくさが腹に残る感じはあります。
売り方からすれば、「たった2週間の停戦でしょ?」という見方になるわけで、このまますんなり行くとは思いにくい。TACO的な動きがある以上、どこかで波乱があると考えているでしょうし、第4四半期の数字も弱い可能性があり、決算では減額が相次ぐという見方もあります。中東情勢の不安定さを背景に、見通し自体も弱くなると考える向きもありますし、企業が値上げに動くことで、上がった価格は下がりにくいという感覚もあるんですよね。
まあ、そういう見方も理解は出来ますが、それでも「だから売った」という事実の方が重要で、その売りがどんな理由で行われたのか、整理しておく必要があると思うんです。完全ではなくても原油は入りやすくなる可能性はあるし、極端に無茶な状況とは言い切れない面もあります。先日のZOOMでも話したように、「売った理由」をきちんと把握することが大事なんですよね。
あとは材料株がもう少し動いてくれると、全体の雰囲気も変わってくるんですがね。
6501日立、1963日揮、6407CKD
