4月9日:今日の市場の見方

今日は源太カレンダーでいう「ポイントの日」なんですよね。解説的に言えば、こういう局面は本来手が出にくい場面なんです。ただ、昨日は先物がうまく機能しましたし、個別も利食いのあとにしっかり買いが向かう流れで、回転としては非常に良かった印象です。材料株が出遅れていた分、そこにしか活路がなかったという面もあり、自己は古河電工のような空売り増加型に向かった感じでしたよね。

下げた理由が頭に残っているから、なかなか買いに転じにくいんですよね。ただ、「なぜ下で買わないのか」と問われれば、「はっきりしない」「落ち着かない」という答えになる。でも、重要なのは、2週間とはいえ席に着いたという事実で、その意味は小さくないと思うんです。ここまで指数を買うのはどうかという見方はあっても、売った理由が一部薄れているのも確かで、昨日は動くべき場面だったという整理になりますよね。

それが今日のように57000円台となると、急に上がったことへの警戒や、景気面では1月よりもむしろ悪い印象、さらにインフレがここから加速すると厄介だという見方も出てきます。加えてトランプ氏ですから、この局面でどんな発言をしてくるのか読みにくいし、2週間あれば軍事的な準備も進む可能性がある。そもそもイラン側の意思決定の権限がどこにあるのかもはっきりしませんよね。

こうした不確実性が、57000円台からの動きに出てくると考えられます。1月よりも家計環境は弱く、前期決算では減額も多く、今期見通しも抑え気味になる可能性がある。だからこそ、「なぜ売ったのか」「どこまで想定していたのか」を整理しながら対応していくことが大事なんですよね。日経平均に対して個別株の位置はまだ低い印象もあり、自分としてはここからはグロース系を見ながら、この環境でも収益が大きく変わりにくい業種を探していきたいと考えています。

例えば食品などは、数字が多少弱くても反応が早い場面がありますよね。ある程度織り込まれているという見方も出来ますし、そういう視点で位置を整理していくことが必要だと思います。