昨年秋と同じ?(4/10お昼の講義)
10日前引けの日経平均株価は反発。前日比833.63円高の5万6728.95円で前場の取引を終了した。
数銘柄で800円以上押し上げられている日経平均に対して、TOPIXがマイナスという状況を見ると、やはり市場全体の警戒感は強いと考えてよいのでしょう。ただ、その主力株には相当な空売りが入っていて、売る理由は理解できても、実際の値動きは別という展開になると、昨年秋の「なぜ上がるのか分からない」という局面に少し似てきた気もします。そういう相場は他が動かない分つまらないのですが、三菱製紙のように一部が強く動いてくると、少し期待してしまう部分もありますよね。
市場全体として「個々は安い」という認識が広がれば、もう少し力強くなる可能性はありますが、どうしても戦争が気になって、そこに踏み込めない空気があります。ただ、過去を振り返ると、大きな問題も時間の経過とともに織り込まれていくことが多く、今回も同じような流れになる可能性はあります。実際、TACO的な混乱はあるものの、先月後半あたりから原油と株式の動きがやや乖離し始めているようにも見えますよね。
ですから、確かに不安材料はあるにしても、売り目線に偏りすぎないことや、原油だけでなく地合いの中で評価される企業を見る視点は持っておきたいところです。強気になる必要はないですが、「何か買えるものはないか」と考えること自体は大事だと思います。結局、買うのは安いところで良いわけですから、今はそのための準備をしておく時間なのかもしれませんね。
6376日機装、402A アクセルスペース、6366千代田化工
