今週の見方からの銘柄記録

☆9069センコーグループHDは物流一括受注の企業。株式売り出しから株価が大きく下がっていましたが、需給関係が改善されて反発しはじめました。同社は企業間の運送が主な会社であるから、国内産業や企業が動きはじめて来たので有利ですし、M&Aを積極的に行なってフィットネスやホテル経営も順調に進んでいます。逆張り対応ですが、こうした内需で企業変化が出て来た物を狙うべきでしょう。

☆2802味の素はアミノ酸が電子部品向けに好調であり、在庫整理で時間懸かっていた物が解消したのが大きいですね。価格転嫁した食品も大きく利益は増えて来ました。来期からは電子材料が回復してきやすく、半導体とAIしか上がらなかった市場ですが、こうした電子材料関連などが放置されているケースが多く、電子部品関連株の好業績、株価低迷株を探しましょう。

☆6752パナソニックは家電や空調が重く、電池も失速。自動車部門を売り出すので収益は形になるが、総体的に冴えないから株価は低迷したままという状況。しかし、日本での消費も来期は変化しますし、現在はEV用電池の研究で資金が必要となっています。しかし、国をあげての部分もあって、この事業は長期的には生きてくると考えています。PBRやPERから少し安すぎると思います。

8864空港施設が好業績で一発屋のような上げを1月に演じてそのまま株価は低迷したまま。外需やAI相場に押されて、内需株のインバウンド関連であるし、指数関連でもないから無視されています。ただ、好決算は読みやすいですし、羽田空港の混雑ぶりは相当な物で、施設利用などはトイレやレストランなど相当繁忙な状況で給排水が想定以上に出ていますよね。内需株で少し変化してきた物を探しましょう。