春の嵐【4/1お昼の講義】
日経平均は前場で600円超下げ。週末引き受けた株式の反対売買に、事業法人や金融機関からの益出しの売りが出たと言われています。決算を越えたから益出しし安いというのもあるし、営業マンは手数料を上げるために、新営業年度まで売りを我慢することもあったりしますから、まあ、買い難いというのはありますよね。しかし、それにしても酷い売り方で、先物など見ていたら「何かあったの?」という感じの売り方で、春の嵐が吹いたみたいな感じです。
ただ、いくら利益確定の売りと言っても、売り方があるだろうと思うのですが、四月は確かに荒れるといいましたが、初っ端からこれでは非常にまずいですよね。景気判断の悪化していたから余計でしょうが、売り方に情緒や相場観などがないから、情け容赦ないタイプで急いで売るという事は、何かが起こったかどうかだけに、そうでないという売りならば短期的だと感じいますよね。
そこに為替も絡めた叩きなどが入って来たら不安が広がっています。しかし、為替は落ち着いていたし、前場執行という機械的な投げに見えたんですが、確認してからでないと新営業年度の初っ端から下手は打てないという風な感じですよね。四月は荒れそうだとは思いましたが、少し先物などの板が薄くて無理から売ろうとしたら、そりゃ壊れてしまいますよね。
それでも個別は落ち着いていましたが。
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