安心感【5/27朝の講義】
今週は前半で流れが安心できないと辛いと思うんですが、確かに、エヌビディア一択相場ですから、関連銘柄が週末押しましたが反転はするんでしょう。しかし、いつかは終わりますから、他がまだまだ下がっていくような市場では、勝負にならないと思って下さい。従って、行き着くところまでエヌビディア関連が行ってからでも良いのですが、資金が集まり始めたという雰囲気がいるから、一般好業績が上がってくる、または、内需好業績が下げ止まるような展開が大事なんです。
だから、今の需給と喧嘩するみたいですが、グロース好業績やJR東や建設株などで、変化が見え始めた物が自然に下げ止まって、尚且つ、仕手系株の一つや二つ出るような地合いでないと厳しいと考えています。株主総会も6月後半は増えるんだから、自社株買いなど入れながら株価のドレッシングぐらいつけないと、この市場は終わってしまっていますよね。
今週はリバランスもありますが、こうした個別株に変化が出ないと6月は辛くなるのであり、先々週から先週の頭にかけて、外資が大きく売ったという話もありますが、それが中間決算に向った調整なのか、本格的に売って来たのかという見極めなんですよね。日本株を下げるのは簡単で、秋の値上げが電気料金や食品で起こるのは決定的だから、その消費の重さに対して為替を逆回転させたら、一気に下落するイメージを植え付けられていますからね。
まあ、円安で悪くなると言われ、円高でも悪いと言われるのであり、根本的には企業を見て買う流れが、個人個人にないんですよね。
8604野村証券、7550ゼンショー、4683ラウンドワン