今週の見方からの銘柄記録

☆6981村田製作所は非常に強く、押し幅も少ないが反発するときの早さがここ二年間の高値を奪回するという形になった。もちろんアップル関連株であるが、中国スマホ関連が買い替え需要から少し浮上し始めた事や、在庫調整が一巡したために収益的には、他の企業とは違う材料で評価が始まっている。こうした企業の逆張りが生きる市場だと思う。

☆1982日比谷総合設備はデータセンターの設備や構築などを評価されています。元々は空調の会社でNTTとの関係が強い企業。好採算の大型案件が一巡して数字は下がっていたがここにきてデータセンターが再加速し始めて、同社の数字は少し慎重すぎると考えられる。オフィスの快適化が求められる今、本来の職場環境など同社が認められる流れは多い。

☆9432NTTは持ち分売りの対象になっていたり、売り出しに対する上値の重さから投げが続き、個人投資家も動かないと投げてくるだけに、株価はまさかの140円台へ。もちろんまだ重いとは思うが、業績は機種の採算を上げてきて増益であるし、データセンターや蓄電事業など今後の期待事業は相当多い。時代が変化するときだけに注目すべき企業。

☆7601ポプラは広島中心のコンビニですが、自社出店の撤退に伴う特別土地売却益がなく、収益は下がったようでも営業利益は水準高いです。売上減は不採算店舗の閉鎖で、計画上の物。2月決算物であるから今から意識しておくことが大事で、黒字定着が期待されるし、継続の疑義も消えてきた同社は本格的な企業構築時期に入ってくるだろう。