今日の見方【7月11日】

強い物は仕方が無いが、今晩次第で揺れ方も違うと思いますね。悪材料が出尽くした先週と違って、好材料が並ぶ今週は共に出尽くしたから、企業収益に来週からなっていきます。「パウエルさんの焦り」というレポートが外資によって作られていましたが、金利を上げ損なった同氏は、今回は前回のような失敗をなくすべき早く金利を下げようと焦っているとの話し。グリーンスパンや黒田さんのように市場が調子に乗ったらその様には動かないという沈静型ではなく、認証して欲しいタイプという事なんですね。

つまり、自分が行った事で株式が上がるのが好きな方で、そういう傾向があると書かれていましたが、植田さんはほぼ半々だと思うんですよ。自分も思いますが時期尚早だとしても、市場のスピード止めるぐらいの金融政策は現在はハードルは低いと感じますよね。円安も少しおかしいから外資の買いで上がる市場は、ここから個別企業の悪さやバカンス入りから難しい舵取りになると思いますね。

まあ、こうした時には市場に素直にとは思うのですが、自分はそれが出来ないから好業績の動きの少ない物から行くという事ですし、この市場はそういう決算が効かないというのも分かるんですが、そうしていかないとこの市場を肯定できなく、数字だけで上がっているという悲しい結末になると思うんですよね。

しかし、昨日の引けの買いには本当にびっくりした。上手く買い戻せたから良いという物の、値下がり株の方が多い(7月10日、東証プライムの値上がり銘柄数は638、値下がりは931、横ばいは75)のも確かですから、目先投資はここでは自分は控えるようにしています。一昨日の繋ぎ買いを戻せただけで良かったかと。