トランプで固まった(7/16朝の講義)

トランプ氏の襲撃で共和党が固まったために、”もしトラ”という言葉が確信に変わり、米国ではエネルギーや銀行株が強くなり、ビットコイン関連株まで来ています。日本の方は需給によって上がっているから、特に関係なく、需給がどうなっているかが鍵ですよね。

一息ついて押し目を少し経験して上がるか、はじめから茶番の上げなのかというところですが、好決算で下がった株式が位置から来る下落なのか、先買いから期待が剥げた売りなのかもしれません。位置から来る動きならば、下がった株式の悪い数字は織り込んで買いに転換してくると言えます。そうした見方を少ししておきたいのは、普通に休憩の押しを悪く見過ぎてしまうと寄与度銘柄が高いから、買われていたとはいえ良く上がっていましたからね。

そういう流れから考えたら、何も無かったらという閑雅から位置や業績から買うのが良いのでしょう。週末の九時半からの30分間の換金売りを見たら、恪勤が始まるんだろうと身構えるのは当たり前ですからね。いずれにしてもここからは外資のトーンも下がるし、決算発表に翻弄される局面も考えなくてはなりません。

だから、自分はここはテーマ毎に強い時や弱い時を想定して、どちらにでも行けるようにするか、下がっても良いようなヘッジをしておいてから買いに行こうかと考えています。この相場は上下どっちにでも行きやすいが、基本的には景気が悪い金融相場ですから後出しの方が有利ではないかと思います。

そういう市場だから、明日の後場ぐらいから方向感が出ると考えています。気温は下がってきたから市場は落ち着いたと思ったら、材料株相場って事だってありますからね。個性さえ残ればどうにかなる相場だろう。

9033JR東海、4882ペルセウス、6971京セラ