プログラム売り(7/26朝の講義)
昨日の前場で買い方が変って来て市場変化の兆しがあったんですが、気にしていたどこかの投げという物が出たら、それもなかなか難しいと判断していました。案の定、後場寄りに10万程度の売りが各所に出て来て、その処分が終わる一時前後に、上代で先物の大量クロス。売り決めでしたから一気に売りが出たんですが、その後挽回しはじめ他市場は、期待までは行かなくても兆しは掴めていたんですよね。
しかし、「計らい商い」だったんでしょうが、困ったことに引けで値を消す商いとなって、そうなるとトレンド追随型売りアルゴが炸裂して、既にデータを仕入れている外資が先物のブレークをし始めたんですよね。まあ、なんというか強烈な日でした。とにかく理屈をここで言う人がいますが、いわゆるプログラム売買の怖さで、リバランスなどの需給の歪みを市場で解決しないで、引取り型にしてからこうした「たね玉」を渡すから好き放題になります。
今日の市場はどっと疲れた週末。外資のそういう仕掛けや有力企業の決算発表と来週の日銀やFOMCと言ったナーバスな状態があり、MSCIなどの除外など、ここまで下がったら気にはならないはずなのに、買いの抑止力になります。そういう中で、奇跡的な需給の逆転に期待する自分はおかしいのでしょうかね。
2330フォーサイド、6981村田製作所、7601ポプラ