何故、一昨日下がったのかがイメージにあるので買い切れない厄介な市場。そして、攻めは材料株になるし、守ったがために上手く行かない電子部品という展開。この相場で難しいのは突然の買いが業種内でバラバラに起こる事であり、そうした動き方はちょっときついんですよね。だから、下がる時に外資が借株で売ってくるから、それを用心して売ったら一気に買い戻してくる一方、その周囲は動かないとか、ちぐはぐ、もしくはド下手な売買をしているという事になります。

信用残を見ても投資家が「投げさせられた」後であり、反転は良いが今回の売り要因が作られた物であるから、いつドテンが来るか分からないので、乗りにくい投資は防戦一方になっていくんです。従って、良い物もあるが悪い物もあると言う中で、やるならば腹を決めて、良い感じになった物を買い増しして、そこを伸ばすという感じになっています。自分はあまりそういう投資はしないです。

地合いがそうだから仕方がないんですが、薄商いで上がってきているから、恣意的な日経平均であるのは間違いないし、だとしたら、仕手株やバイオを買いのも結果は一緒なんだと思っています。こうした流れは持っていて上がった株を逃げないという気持ちが大事になるんですが、そうは言ってもここはシンプルに口座管理したいという気持ちがあります。気迷いと言うよりも分かり難い、信じにくいような展開ですよね。

自分は次の総理総理は誰になるのか余り興味はなく、若手で争って欲しい気持ちですが、片や傀儡、片や無謀となったら、なんかどうでも良くなったりします。とにかくここはムードを変えて欲しい政治と、老醜を駆逐して欲しいと思うんですが、過去は総理大臣ってとても凄い人がなるし、大臣なんてのも地方に帰ったら凄く偉い人だったですよね。今はそういう価値観も無くなった気がします。

そうした「やる気のなさ」と「読めない流れ」が、今の市場を作っているから大変なんですよ。買う気になったら天井のような気もしますし。