今週の見方【9月15日】銘柄記録
今週の見方からの銘柄記録
☆8439東京センチュリーはパソコンやサーバーなどの情報通信機器をはじめとする国内リース事業、自動車リースや航空機ファイナンス、不動産リース、再生可能エネルギーなどの環境インフラ事業などを展開。昔の「あやしい」といわれるような案件もこうした、きっちりした企業をまねて詐欺などは出来ている。 24年4-6月期(1Q)の当期利益は、前年比+26.3%の230億円となり、四半期として過去最高益を達成(8/9発表)。株価が急激に戻すように市場の行き場は現状では、こうしたリース業に資金が集まりやすく、その活用から同社の利益はまた増加と考える。
☆1980ダイダンは大型建築の電気、空調の企業。昨今は通信も当たり前になってきており、総合設備大手はデータセンターのためには必要不可欠な企業になってきた。要するに、データセンターは空調などの完備や温度コントロールが必須であり、同社のような空調であり通信であり精通している企業は必須。この調整局面からの買い下がりは、決算内容からしても成功する可能性が高いと思う。
☆6370栗田工業は総合水処理の最大手で昔から馴染みのある企業。大きな案件が剥落しても、採算の良い案件が数量で復活して、電子部品洗浄など超純水装置の引き合いが復活。水処理薬品が海外への足がかりになってインドなどで展開。決算内容も剥落した案件分を個別課題で克服して、今期の安定した収益。過去のような土木扱いから最近はケミカルや電子部品関連と見方が変わっている。
☆9508九州電力は、電力会社全体に言えるが、昨年は燃料費が安いのに期ずれ差額で儲かり、今期は大きな損になっている。しかし、この問題はやがて片付くものであり、ここ最近の円高は同社にとって歓迎であるし、今後の台湾企業の進出から九州では電力確保が必須で、総理大臣の人選もあろうが自分が見る限りでは原発再稼働に前向きな人が候補でも有力。先行きの有利性と今後の材料性から狙ってみたい。