業界さえ順当なら(10/18朝の講義)

台湾TSMCについてはNYでも織込んでいるから、朝までは株価は保てなかったナスダック。しかし、自分は業界が順調だからこれで良いと思うし、NY株自身が高値にあるから動きにくいと思っています。そうした中に業績で甲乙がはっきりする景気型で羨ましいですよね。一方の日本は恣意的な株価操作で、昨日なんかは強引な売りから最後叩かれて、数秒後に先物から急伸という、「何やってるんですかぁ~」って感じでした。日本株はそうした側面が強いです。

信用のない市場を個人投資家は全く信じていない、需給で上げ下げするから、「経済」や「政治」といった本来の市場要因が剥落しているので、悲しい相場の連続になります。それでもの売買はしていますが足りない部分が多く、いつ急落するのか!?という流れで、多くがハラハラしながら見ています。

特に気になるのは好業績株が「今」と「将来」の見分けが付かないことです。”今は悪いが先で良くなる”を買う時期とそうでないことが交錯して、買って動かないことから売り対象になってしまい、現状の悪さをメディア通じて強調して叩かれていますし、一定の下落があれば同じメディアが将来性について書いています。

ここからリバランスとかあるから厄介なんですが、八専という時間帯は動くとろくな事がないという時間帯でもありますから。

6387サムコ、7701島津製作所、3661エムアップ