10月30日:今日の市場の見方
非常に難しい市場で、選挙前の売りがきついから上がりますが、本質的には石破首相がどうなるのかという部分もあるし、野党もどう動くのかという事になります。国民の玉木さんが周囲に言い顔するしTVなどに出て話すから、自分で勝手に身動きできなくなるし、良い人なんですがそうした動きが過去から自分を厳しくされていますよね。野党連合に入らず、保守にも付かないと明言したから、そうしなきゃなら無いような状況になっています。
元々、石原さんの秘書から入って来て、自由党などから変化した人だから、自民には近い部分があり、立憲の一部とは合うが労働組合とはあわないような部分があるので、与しやすいんですがね。大平さんが生きていらしたら話は簡単だった気がします。そうした非常に難しい自民党の立場は最終的には良いとしても、何があるかもしれないという風な流れから、非常に難しいという気がします。
だから、株式がこうも簡単に上がることに違和感を覚える人は多く、そうした動きは仕手系材料株か、企業を信じる好業績企業しか該当する投資先はないとなります。投げた相場だから資金は多く、様子見した運用系はトランプラリーに勝負を賭けてきます。だから、市場は強かった日立と政策上続く防衛の三菱重工が主になりますが、一方で批判が多かった半導体などの避けすぎに来ますし、いわゆるボロ株が嘘のように下がっていたから狙えるんですよね。
ここは自分は下がり切った物という感覚で見ますし、上がってきた物は危機的に売りながら、市場では早い回転で乗り切るつもりなんですよ。ラリーもそう簡単じゃ無いですからね。トランプさんは規制が多いからやりにくいです。