10月31日:今日の市場の見方

IR講演は実は皆さんに対しての勉強と言いながら、自分の勉強のような気がします。企業は自分を発信するために、それぞれが工夫してきます。昨日の7352TWOSTONE&Sonsも勉強になるのは、確かに、就職雑誌やアルバイト雑誌の頃は「募集」と書いてあって、運転手や作業員などの募集があるんですが、最近は各業種によっての棲み分け募集で、医療関係者や教師などの集め方で、給与比較、条件比較になっています。

ですからAI関連のフリーランス場合は、この急に変わったAIの世界から、SEの必要性は高く、技術を取り入れた企業はその扱い方や活用の仕方はレクチャーが必要で、そういう派遣会社や紹介企業は、他の募集職に比べて必要性が高いんですよね。そして、集める企業がその第一人者なら、必要とする企業は扱うフリーランスが多いから、特殊な技術や高いスペック持った人が多いと信頼が高いんです。

そして個人が交渉しにくい「ギャラ」についても、代表の企業が行なうから給与は高いし、仕事は次から次へと来るんだから、その業種のトップに立てば非常に有利というのも判りました。そりゃそうですよね、介護も人がいるんですが、賃上げといってもSEの必要性とは側面が違って、賃上げしにくいし、SEの場合は技術がしっかりしていたら、逆に高くても良いという事はあります。

金融界はAI化が遅れていまして、先日も先方と話題になったのは、みずほ銀行などはこれからシステムをどうしていくのかですよね。一から作ることも出来無いから、三社の大本のデータを工夫しながらですが、完全に手仕事になっているし、職人技という形になっています。新しい企業の方が作り込みやすいそうですね。だから新しい人が作る会社がスピーディーで良い感じなんですよ。いや、ツーストーンさんは良かったですよ。IRとしては難しくても、勉強になりました。聞く人が新しい視線で見たら良いと思います。