11月1日:今日の市場の見方
こういう地合で思うのは、なんのための立会時間の延長なのかという物で、来週から気の重い時間がまた増えます。しかも、不当な価格形成を避けるというのですが、板寄せ状態にしても何の変化もないし、時間外や場外で好きな値段でクロスする動きは変化はないでしょう。むしろ、投資家のリズムが狂うし、負担も多くなるし、市場課や株式部は無償の時間延長になるし、経理の締めも変って来ます。そういう負担を証券会社が古い体質で受けるから、こうした勝手な時間延長が始まります。
すでに、発表しているというのが当局の言い分であって、常にそういう事を言います。反対ならば文章で提出しろと言いますが、それをしても「ご意見はお聞かせ頂きます」だけの話しであって、何の効果も無いことが経験則からあります。そして、今日のような不安のある市場になったら、三連休前の不安要素で、大引けETFのリバランス売りがあるとしたら、非常に蒸す香椎ですよね。
三時過ぎてから人がいないので、ガラなんて事も考えられますよ。気付けばまたもや月初の下落であって、このパターンはいい加減飽きてきましたね。寄与度の高い物で上げて、一般株は上がらない状況。下がる時はみんな一緒では割に合わないんですよ。NYの立会時間が延長されながら来たというなら良いんですが、変化無いんだから気持ち的に不安の起きやすい延長は勘弁願いたいですよね。
まあ、そうした流れから市場はリズム乱れるところに、昨日の日立やNYのメタやマイクロソフト見ていますと、ここで買いすぎとか材料出尽くしとかいわれてもですよね。これで大統領選挙後はどちらにしても上という感覚だと思いますね。