11月7日:今日の市場の見方
先日までの大リーグのワールドシリーズを見ていて、日本のクライマックスシリーズ見たら物足りないというか、技術の差が激しいのでつまらなかったです。今回の大統領選挙でトランプ氏が当選確実になった時の市場の反応を見たら、石破氏の政治なんてのが全く問題になっていないのが良く分かります。世界に与える影響が全く違うといいうことです。
ハリス氏は頑張りましたが、終わってみたら対外交渉や軍事問題など、この時期に必要なのはどちらなのかという選択だったと思います。訴え感が全く違うという事であり、特に昨日の演説は「強いアメリカ」を求める国民にとっては勇気づけられるし、この男の改革を見ておきたいという気にさせます。だから当面は市場は強き期待のある上げになるのですが、その先では「わけの分からないリスク」が生まれやすく、実効性に対しての疑問とワンマン、SNSでの報告、警告が突然出ると思うんですよ。
トランプ型の経済は各国からお金を米国に引っ張り込み、関税を嫌いな国にかけて経済を疲弊させる、頭を押さえつけて言うことを聞かせる経済で、気に入らない対応は制裁を加えるイメージで考えて下さい。その矛先がいきなり日本に来てしまうこともあるし、あの目つきでは石破さんが仲良くトランプ氏と語り合うなんて無理ですからね。
こうしたリスクが突然来るリスクオンですから、上がっても警戒でしょうし、来年の2月や4月はトランプ氏の任期が一期しかないので、政策執行を相当急ぐでしょう。輸入品に関税をかけることから国内での生産をやらすのですが、物価が下がらないですよね。悪いインフレにならなければと案じます。