売り込みに弱い(12/2お昼の講義)

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ファーストリテイリングの中国問題をきっかけに、CTAらしき売りが中国関連株を容赦なく叩いています。すでに下がっていた銘柄もあるのに、それでも厳しく売り込まれる状況が続きました。ただ、そのしつこい売りも前場の引けあたり、いわば「タイムアウト」のような形で、ようやく反転し始めました。朝から韓国株や台湾株は高く推移していましたが、それでも「なぜここまで」という疑問が残る動きでした。

こうしたもたつきの中で、前週末に高かった株式は戻り切らず、諦めた投げ売りが出ています。過去に高値でしこっていた人たちが投げを強いられる場面も増え、投資家にとっては痛い市場となっている印象です。こうした市場では、心理戦が続きますが、それだけ苦しい状況が続いていたと捉えるべきなのかもしれません。

個別株の動きが収まったタイミングで買いに入るのはできそうなので、今は火中の栗を拾わず、買い要因があるのに動いていない銘柄を探すほうが良いと思います。今日は、自分の投資スタイルを見直しながら、新たに作り上げていく日にしたいですね。「長期」や「将来性」ばかりを考えず、株価水準や起伏のタイミングを見ながら対応するのが適している気がします。

3083スターシーズ、2982ADワークス、6055ジャパンマテリアル