1400円安(3/31お昼の講義)
「31日前引けの日経平均株価は3日続落。前週末比1428.81円安の3万5691.52円で前場の取引を終了」
ここまで押しても、少し上がれば回転売買が目立っています。この市場の先行きに対する期待感の無さが、売買の動きにも現れているようです。トランプ氏の動向については色々と議論がありますが、反対の行動もする人だから、あまり深刻に投げる必要はないと思っています。結局、相場は往来すると思います。
とはいえ、トランプ氏が段々と変な方向に進んできたように感じるのも事実です。例えば、ウクライナの希少金属を巡る発言や、関税に関する態度の変化など、いわゆるガラの悪い言動に見えます。彼が何が良いのかを言わなくなり、意地になって焦っている印象を受けます。特に「価格に関税を上乗せするのはダメだ!」と米国内で怒鳴っていたのを見て、企業側はどうしたらよいのかという問題が浮き彫りになりました。結局、米国民がその負担を負う形になっているとも言えます。
こうした空回りから、強引なやり方が市場に不安を引き起こしているのだと思います。理屈よりも、こうした気分の悪さが市場に影響を与えているのではないでしょうか。円高の動きも債券市場とはリンクしておらず、先日の動きが需給によるものであったことが再確認されます。あの突出した36000円のプットオプションが大きく回転した場面がその証拠です。
緊張感がなくなれば、再び売られる可能性もあるため、この不安定な状況は引き続き注意が必要ですね。
1802大林組、7832バンダイ、4592サンバイオ