銘柄記録11月14日:今日の市場の見方

11/14備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

4114 カネカはやはりマテリアル部門の価格動向から数字は良くなかったですが、この悪さは株価を見ても十分に織り込まれている感じです。決算短信を見るとFOOD部門も良くはなかったですね。ただ、先端技術の伸びが大きく収益に貢献してきていますし、中身としては少し改善が見えてきたようにも思います。昨日の値下がりは仕方がないとしても、業務の変化や来期数字への期待、そしてPBR0.5倍台というところは気になるポイントだと思っています。

6837 京写はプリント配板メーカーで、片面プリントでは世界首位の企業。在庫調整で苦しんでいましたが、第一四半期あたりから回復傾向が見られています。片面ということもあり、車載関連として見ても面白い存在ですよね。割安株の一角でもありますし、自動車が今後AI化していく方向性を考えると、同社の配板の価値は見直されても良いと思います。長い目で見て付き合いたい企業ですね。

3083 スターシーズはアパレル関連ですが、顧客減が続いて苦しかった時期もありました。ただ、ファッションビル系で単価が上昇してきたことで利益が出始めています。イタリアブランドの導入などもあり、高単価体質が今の消費の持ち直しと合ってきた印象です。継続疑義注記がある赤字企業ではありますが、提携を模索して変化してきた面もあり、その動きを見ておきたい企業だと思いますね。

8136 サンリオはキティちゃんでおなじみのキャラクター企業。コンセンサス以下の決算で大幅に売られましたが、PERの高さが余計に影響してしまった感じですね。ただ、実際には外資の借株売りで押されている印象も強く、キャラクターという資産価値を考えれば、企業としての強さは変わらないと思っています。増益基調も崩れていませんし、この位置なら十分に注目して良いと感じます。