11/27備忘録：銘柄まとめ（推奨ではありません）

4902 コニカミノルタ
複合機の中堅どころです。昨日、日刊工業に「曲がる太陽電池、耐性30年」といった記事があり、高値で始まったものの失速。ただ、その後は下の方で何度も買いが入っていました。この時期は、同社のように来期回復が見込まれる企業が、材料をきっかけに派手に上がらなくても、中期的に見直される場面があります。こうした記事をきっかけに、アナリストが注意しはじめるという傾向もあるので、中期で期待しておきたいところです。

287A 黒田グループ
電気材料や電子材料の商社で、HDDなどの製造も手がけています。車載向けは中国で苦戦、HDDも一部商品の終息から厳しい状況で、投資ファンドMBKが株式の売り出しを行っていました。そのため割安水準まで下がっていたんですが、売り出しはひと段落。今期の数字は土地売却が絡むので参考程度ですが、来期以降の好転を狙いたいところで、収益率も良くなってくるイメージです。

5574 ABEJA
AIに基づく独自プラットフォームでDX支援を行う企業で、現在案件は拡大中。保守・運用領域の拡大からの収益は、入金に波があるため、案件の増減で判断していく形になります。支援開発や基盤モデルの刷新が多く、企業規模が大きくなってきている印象です。収益が研究費などで伸びなかった分、今期以降は評価の変化があってもおかしくはないと見ています。

3984 ユーザーローカル
ビッグデータ解析ツールやAIを使った業務支援ツールを開発・提供する企業です。チャットボットやマーケティング分析ツールの伸びが続いています。AIが進むにつれて、業務支援系の事業は高度化していく傾向がありますから、前期は研究費や人件費で数字は伸び悩んだものの、売上は大幅増という見方です。今期の数字は企業側が慎重に見ている印象で、来期には収益が伸びてきても不思議ではないと思っています。