高値の方向感のなさ(11/27お昼の講義)

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「27日前引けの日経平均株価は3日続伸。前日比644.31円高の5万203.38円で前場の取引を終了しました。」
株価は高いんですが、ここからもう一段上がるには「何が上がったら良いのか」という部分で足踏みしている状況です。地合い的には半導体関連が来てもおかしくはない水準なんですが、あれだけ投資額が嵩む話や、利益率の値下がりが気になって下がった経緯もあり、しこりも多いので誰も助けたくはないんですよね。そして、含み株やバイオは明日が週末ということもあって買いにくい。まあ方向感というか、自信を失っているような売買になっています。
米国も今晩は休みですし、明日も半ドン。そんな状況なので外資がどう動くのか読みにくく、日本人の発想だけで売買してくれというのも難しいわけです。だから根本的には自分で考えていかなきゃならないのですが、そういう時にバイオあたりに行くと短期売買が目立ってしまうので、この市場はすでに明日の週末を意識しているということです。
しかし、そういう売買ではない人が多いのが「運用」の始まりであり、投信設定や外資の動きだってこれから出てきますから、本質的にはまた違うと思うんですよね。まあ、日本人だけだと短期売買や安物買いになってしまいやすく、13時あたりまでは処分売りが出たりして、変な月替わりになりそうな気がします。本来なら中期で考えるところなんですがね。
4902コニカミノルタ、7776セルシード、7908きもと
