総体的な上げ(12/1朝の講義)

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今年も残すところあと一ヶ月。戦績もさることながら、税金対策を含めた処理はちゃんとやりましょう。

週末のNY株は堅調でしたが、日経平均の夜間先物はそうでもないんですよね。一つにはNYが半ドンだったこと、そしてエヌビディアが安かったことから、日本株で寄与度の高いところが下がったら…というイメージがあったんでしょうね。ですが、日本市場にとって大事なのは「総体的な値上がり」ですし、日経平均が4万円ぐらいから上がらないどころか下がっていった銘柄も多く、9月あたりにダメ押しをつけた株式も結構あったと思います。株式は需給だテーマだと言いますが、あの頃はごり押しのような動きでしたからね。

だから、悪い話は全く無視して上げておきながら、今になって悪い話を出されても困るわけで、我々としては「その話はもう消化したんじゃないの?」って感じでしたから、ここでの失速は裏切りに近い気がしますよね。しかし、この市場はそうした時期からのゆっくりした買いが生きてきましたし、何がどうというわけではないのですが、資産はそこそこ増えてきています。

今は普通に好業績を買うような市場ですし、水準が上がっても比較感からすると安いものが多く、売られないんですよね。そういう時ですから、グロース株が面白かったり、軽量で高技術の会社が良いと思うんですよね。特にAI関連株はもっと買われても良かったですし、あの半導体の流れから考えれば、儲けはじめたら凄いことになる気がするんですがね。

まあ、とにかく夏から無茶苦茶でしたから。

4902コニカミノルタ、135A VREIN SOLUTION、1815鉄建建設