12/2備忘録：銘柄まとめ（推奨ではありません）

1835 東鉄工
線路補修など鉄道工事に強いゼネコンで、JR関連の仕事が大半を占めています。JR東が18.5％の株主で、業績としては安定成長。今後、鉄道も多くの技術革新が進むと見られる中で、「自前化」を進めたいJR東にとって、同社も視野に入ってくるのではないかと感じています。老朽化した路線の修復需要もありますし、インフラ長寿命化は基本的に需要が高い分野。JR東にとっては欲しい存在のように思われます。好決算で配当も高く、中期投資としては見やすい銘柄だと感じます。

4548 生化学工業
複合糖質で独立性の高い企業で、関節疾患に特化した開発をしています。複合糖質とは、タンパク質や脂質など糖質以外の生体分子と結合した糖質のことだとChatGPTに書いてありましたが、細胞膜の構成成分として、細胞同士の認識や情報伝達など重要な役割を担っているそうです。試薬事業は順調ですが、薬価基準の引き下げで業績は後退気味。ただ、承認申請案件もありますし、財務も良好なので、この地合いでは狙いやすい銘柄だと思っています。

6599 エブレン
バックプレーンの受託生産を手がけ、少量多品種生産に強みがあります。半導体向けが多く、技術革新による需要も多い分野です。旧型製品の在庫整理が月初にありましたが、後半から今期も挽回予定と見られます。電力向けは更新需要が続き、防衛関連でも知られている企業。価格転嫁も浸透してきており、中期的に見ると面白い銘柄だと感じています。

1443 技研工業
法面工事、消波ブロック型枠貸与、放射線防護設備工事が柱です。医療関連が底打ちし、電磁波シールド工も底打ち。企業側の想定より採算が改善してきているようです。法面工事はそもそも後半型ですし、一転増益の見通し。原発稼働など周辺の話題も多く、同業の買収にも積極的になっています。