12月16日:今日の市場の見方
上手くいくはずが無いのに、意外と上手く動いた市場で、正直ちょっとびっくりしています。12月配当物、出遅れ半導体、希少金属と、昨日は主役級がきちんと動きましたよね。ですから、日経平均とは違う動きが、しっかりと出ていた一日だったと思います。
結局のところ、これは需給とモチベーションの問題であって、やる気が無いというよりも、買う株式が見当たらないという状況なんですよね。その結果、だらだらした流れになり、動く時は一気に動くけど、その後は商いが続かない。集中力と短期売買だけが市場をかき乱している、そんな印象です。
そこで考えて欲しいのは、日銀の話題です。いろいろ言われていますが、今後も「金利の正常化を目指す」という総裁のいつもの表現が出れば、メディアとAIが「利上げ継続」と解釈して急落する。一方で、「従来通りの論調」に留めれば、それはそれで何事もなかったようになる。結局、その受け取り方次第なんですよね。
だから売りたい人にとっては、日銀の発表前に動かないと意味が無いんです。その後に売るのは、仕掛けか、もしくは少し下手な人だと思いませんか? そう考えると、売られるとしたら、はじめから安い高配当や好収益、安定業種ではなく、無謀に上がったAIや、直近で買われ過ぎた建設あたりになるのが自然だと思っています。
昨日はまさにその形でしたから、今日はその流れを見ながら、少しずつ打診してみる場面なのかもしれません。まあ、外資に尻尾を振るメディアが一番悪い気もしますけどね。中国だって、南京大虐殺の時ですらトーンを落とした言い方をしていたわけで、煽らなければ本来はもう少し落ち着く話だと思うんですが。
