日銀(12/19朝の講義)

「18日の日経平均はー511円の4万9001円となり反落。米国株式市場は反発。ダウ平均は65.88ドル高の47951.85ドル、ナスダックは313.04ポイント高の23006.36で取引を終了した。」

昨日の底堅さをどう生かすかという朝ですが、今日は日銀が控えているだけに、上がれば売りが出やすい展開になると思います。問題は、日銀が「継続的な利上げ」をどの程度のトーンで話すのか、そしてそれをメディアがどう料理するのか、ここが一番のポイントでしょうね。ただ、昨日の動きを見る限り、不良外人はすでに休みに入ったのか、派手な売り浴びせは見られませんでしたし、無駄に煽るメディアも意外と少ない印象です。

それでも、瞬間的にAIが作動するリスクは常にありますから、多くの参加者は用心せざるを得ません。週末ということもあって、引けまで買い切るのは正直ハードルが高いと思います。そういう意味では、今日は非常に難しい一日になるのは仕方がないでしょう。ただ、だからといって悲観一色かと言われると、そこまででもないんですよね。個別株を見れば、まだまだ安いと感じるものは多いですし、売りにも限界はあると感じています。

そういう「本当は買ってもいいはずだよな」と思いながら迎える朝です。NYやナスダックは、昨日お話しした通り、底入れしやすい売り方だったので、比較的きれいに反転しました。経済指標が弱めだったこともあって、利下げ継続の見方はやや強まりましたし、だからといって「最悪」というほどの内容でもありません。

ただ、少し気になるのは戻りの途中で勢いが鈍ったことです。この鈍さが、前日に買った分の単なる利食いなのか、それとも本当にパワーが落ちているのか。ここは朝の値動きを見ながら、冷静に確認しておきたいところですね。

6506安川電機、4063信越化学、9501東電


『源太カレンダー2026』ご購入・お申し込みは公式販売サイトより