良いお年を!(12/26朝の講義)

「25日の日経平均は+63円の5万0407円となり反発。プライム市場の売買代金は3兆円割れと、今年最低水準の薄商い。25日のNY市場はクリスマスの祝日で休場。」

今日で業務は一応の区切りですが、完全に終わりという訳でもなく、司法書士や税務署への提出書類、自部署の掃除、週末レポートやブログ作成などもあって、結局は来週も出社することになりそうです。それでも今年は本当に繁忙な一年で、ここ数日も夕方から挨拶回りや急な呼び出しが続き、かなり多くの人に会いました。

印象的だったのは、損保や信託関係の対応で、例年より利回りの話が多かったことですね。金利上昇に対しても、思ったほど怖がっている様子はなく、「まあ、そういう時代ですよね」という受け止め方でした。

一方で、良かったのは昔から持っていた株式の値上がりで、市場に乗りにいったというより、勝手に上がった部分が大きかったという声が多かったです。そのせいか、「日経平均に負けた」という言い方をする人も目立ちました。ただ話を聞くと、主力株の多くは9月に売っていて、今の株価はその時の売値より上だという話が多く、だからこそ「追いかけなかった」という納得感もありましたね。

アドバンテストやソフトバンクのような特殊な銘柄は、アンタッチャブル状態から一気に上がりましたが、実際には日立やNECなどでしっかり利益を出していたり、トヨタ、商社株、建設株といった、政策投資に近い銘柄で収益を上げているケースが多かった印象です。個人投資家とは保有期間も違いますから単純比較はできませんが、やっていること自体は意外と似ているんですよね。

まあ、こんな相場ではありますが、来年も引き続きお付き合いください。
良いお年をお迎えください。
朝の講義は、今年はこれで終わりです。

6298技研工業、4082希元素、9501東京電力

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