1月6日:今日の市場の見方

朝って、こんなに暗かったかなと思うような出勤でした。ここ数日、起きる時間が遅かった影響もあるんでしょうね。NYは594ドル高ですから、普通に考えれば下がる理由は少ないのですが、日本株は昨日かなり買われていますし、その反動で利食い売りが出てもおかしくはないと思っています。

ただ、例年の新春相場は1日半ほどで物色が入れ替わることが多いのに、今回は低位株の一角が動いており、感覚としては「通常の1か月分の値動きを一気にやっている」と考えた方が近いのかもしれません。

遠くの砲声は買い、米国が関与した紛争では米国株は下がらない――そうしたアノマリーを見ていると、年末になぜあれほど売られていたのか不思議に感じます。昨日もYouTubeで話しましたが、年末に売られた中で寄与度の高い銘柄、動き始めていたオンコリスのような銘柄、新たな材料が出た東京電力、そこに防衛関連まで加わるという、かなり欲張りな展開でした。

こうなると「簡単には下がらない」という感覚が出てくる一方で、新規に買うのは非常に難しい局面です。今日は銘柄選別がかなり重要になりそうですね。ただ、多くの投資家が秋の“お祭り相場”を経験しているだけに、どうしても同じような銘柄を狙う流れになりがちです。

この相場が本当に健全であれば、横に広がって技術株の一角などにも資金が向かって良いはずで、そこが自分にとっては少し引っかかる部分でもあります。

値動きのパターンとしては、関西相場に近い「恵比寿天井型」を意識しています。そう考えると、この勢いは今週いっぱいの可能性が高く、問題はその後の動き方でしょう。それでも同じ物色が続くなら、SQを5万3,000円近辺で迎えたいという思惑なのか、と考えてしまいます。

年末には識者の今年高値予想が6万円から6万5,000円と言われていたのに、昨日帰る頃には7万円という声まで聞こえてきました。意外高や「狙ったものが普通に上がる」という感覚が、いつの間にか当たり前になっているのが、今の市場なのかもしれませんね。