銘柄記録1月6日:今日の市場の見方

1/6備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

4082 第一稀元素化学工業
自動車排ガス浄化触媒や、電子材料向けジルコニウム化合物で高いシェアを持つ企業。ジルコニウム(Zr)は耐熱性・耐食性に優れ、中性子を吸収しにくい特性から、原子力分野などでも利用されるレアメタルです。
足元では希少金属関連が物色されやすい流れにあり、こうした用途の広さを考えると、PBR0.75倍という水準は見方によっては見直される余地があるようにも感じます。年末に一度動意づいた後に調整した形ですが、時間をかけた押し目形成があれば、気長に観察しておきたい銘柄の一つです。


6506 安川電機
独自の制御技術を強みに、サーボモーターやインバーターで世界的な存在感を持つ企業。中国向け比率が高い機械株という特性から、昨年は中国景気の鈍さが重荷となり、相対的に出遅れた印象がありました。
一方で、ファナックと並びフィジカル系AIの中核を担う企業としての位置づけは変わらず、工作機械関連の評価が見直される局面では、株価水準が切り上がる可能性もあるのではないかと見ています。今年は逆張り的な視点で注目されやすい局面が出てくるかもしれません。


1911 住友林業
国内では注文住宅大手ですが、近年は米国での戸建住宅事業の比重が高まっています。市況低迷の影響から今期は減益見通しとなっていますが、米国では金利低下を背景に中古住宅市場が底打ちの兆しを見せており、中古住宅販売成約指数も前月比で上昇しています。
こうした動きは、新築市場にも時間差で波及する可能性があり、今期業績の悪化を織り込んだ現在の株価水準は、見方によっては来期以降の改善余地を含んでいるとも考えられます。今年一年というスパンで見た場合、環境変化による好転の可能性は意識しておきたいところです。


6890 フェローテックホールディングス
半導体ウェハや半導体設備向け部品を手掛け、真空シールでは世界シェア約6割を持つ企業。昨年後半にも触れた銘柄ですが、春先までは明らかに出遅れ感があり、その後は一般的な半導体関連株と歩調を合わせるように上昇してきました。
本来であれば半導体需要と並行して評価されやすい企業ですが、昨年は選別色の強い市場環境の中で動きにくかった印象があります。為替差損への警戒も一因だったと考えられますが、米国での製品評価やAIサーバー向けモジュールの需要動向を踏まえると、PER14倍台という水準はなお評価余地があると見る向きもありそうです。