1月7日:今日の市場の見方

なかなか難しい局面だと感じています。ここからさらに上がっていくのであれば、意識したいのはSQ通過後あたりですし、加えて17日前後という、過去に時折アクシデントが重なってきた日程もどうしても頭をよぎります。

源太がカレンダー投資を始めたきっかけも、もともとは1月の相場の異変でした。一年前のバイオリズムなどを参考に、「ポイントの日」という考え方を作り、過去の相場を振り返りながら注意してきたわけですが、最初に作ったカレンダーが、結果的にホリエモンショックのタイミングと重なったことは、今でもよく覚えています。

当時は日経デジタルに寄稿しており、その頃に流行っていた映画になぞらえて、市場の浮かれ具合を「有頂天ホテル」と表現した記事を書いた記憶があります。ITバブルの最中で、連日ストップ高する銘柄がいくつもあり、誰もが強気一辺倒だった時代でした。そうした空気感と似た怖さが、今の市場にもどこか漂っているように感じます。

確かに相場は強く、「何か買わなければならない」という気持ちになりやすいのですが、冷静に考えると、なぜここまで上がっているのかを詳細に説明できる材料は、意外と少ないようにも思います。
ベネズエラ問題も、中国情勢も、さらには昨日の山陰地方の地震に対しても、市場はほとんど反応を示していません。警戒よりもポジショニングが優先されているように見え、この点は少し気持ち悪さを感じます。

昨日について言えば、売り仕掛けは結果的に失敗だったのでしょうが、それでも一度は昨日の安値近辺まで押してから、冷静に対応したいところです。動き自体は確かに強いものの、下がる場面では売りがなかなか切れませんし、空売りの動きを見ていると、外資が個別株を借株で売っている様子も確認できます。

そのため、理由の分かりにくい売りが出る銘柄も増えています。自分としては、相場全体が盛り上がるには、もう少し低位株が動いたり、個人大口投資家が前面に出てくるような荒さが欲しいところです。そうした動きが見られない以上、現状ではやや警戒寄りで市場を見るというスタンスになります。

要するに、指数は強く見えても、個人投資家の体感としては、決して「良い調子」と言える状況ではない、というのが正直なところです。