1月18日:今週の市場の見方
今週の見方
市場では、
「日銀がETFの売り出しをしてくるのではないか」
「新党の出現で自民党が選挙で不利になるのではないか」
「米国発の地政学リスクが強まるのではないか」
といった、悪材料になり得る話が次々と意識されています。
こうした環境では、市場関係者ほど慎重になりやすく、簡単に“握り込む”ような強い姿勢にはなりにくいと思います。
ただ一方で、昔のように「情報戦」と割り切って、祈るように株を握りしめる投資家が増えているようにも感じます。
結果として、それが上昇相場を作ることもありますが、値動きが速すぎる局面では、心理戦になりやすい点は気になります。
市場の現状と課題
ここ最近の相場は、方向性そのものは強いのですが、値幅とスピードが極端になりつつあります。そのため、強気のままでも「一度崩れ始めると急落する」ような怖さを内包しているように思います。
個人投資家に関しては、昨年秋に半導体や日経平均を売ってしまった記憶が残っており、その反動として「今回は取り返したい」という気持ちで握り続けている人が多い印象です。
ただ、問題はその“握力”が本物かどうかで、下がり始めたときに耐えられないケースも出やすいでしょう。どこまで我慢できるかが、今週の相場を考えるうえでの難所になりそうです。
今後の展望
筆者としては、上昇の余地を否定する気はありませんが、
「下げに備えながら攻める」という姿勢を基本にしています。
決算面では、2月物の発表が一巡しつつあり、出遅れていたアナリスト評価なども、徐々に変化してくる可能性があります。
また仮に「日銀が売ってくる」ような連想が市場で強まるならば、主力株よりも、軽量級・材料株が短期的に狙いやすい場面も出てくるかもしれません。
例年、2月初旬は材料株が動きやすいという面もありますし、小売りなど「決算が意外に良いのに安い位置に放置されている銘柄」が目に付く場面もありました。こうした“取り残し”が、局面次第では見直される可能性もあると思っています。
最後に
相場が同じ銘柄ばかり動くと、どうしても「売った物ばかり上がる」という悔しさが残ります。ただ、そこに引きずられても仕方がなく、今週も自分はいつものように、先乗り型の投資で淡々と臨むつもりです。
昨年も、この時期はトランプ関税の話が出ながらも株価は高かったのに、その後、突然崩れるような場面がありました。
機械的な売買がトレンド追随を強めるほど、一方通行になりやすく、ネガティブ材料が“織り込まれていない”ように見える怖さもあります。
また、足元はクロス取引も多く、市場の需給が複雑化しています。日銀のETF売却についても、実際に「どのような売り方をするのか」は体感しないと分かりにくい部分があるため、パターンを掴むまでは無理をしないことを優先したいと思っています。
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