銘柄記録1月18日:今週の市場の見方
1/18備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)
5801 古河電気工業
電線株の一角で、AI関連の代表格の1つとして見られやすい銘柄。先週はやや出遅れた印象だったものの、週末にかけてフジクラとともに反転の動きが見られた。台湾TSMCの投資動向などを踏まえると、データセンター投資は当面旺盛という見方が成り立ちやすく、そうした流れが電線株にも追い風になり得る。
また、高市政策のテーマとして核融合関連が取り沙汰される中で、人気の中心は助川電気のような銘柄になりやすいが、同社も産業用コイルの延長線上で小型核融合炉などへの応用が期待される立場と言えるかもしれない。過去に高温超伝導がテーマ化した局面もあり、研究の進展が続くならば改めて注目される可能性はある。今回は出遅れ気味でもあるため、物色が変わる局面では面白い存在になり得る。
1975 朝日工業社
空調・衛生工事の専業企業で、特にハイテク環境制御装置に強みを持つとされる。足元では設備工事の受注残が増加傾向で、数字上も堅調さが見える。採算重視の事業展開が進んできたこともあり、受注の質という面でも安定した運営になってきている印象がある。
データセンター向けでは空調関連が不可欠であり、同社の強みが生きやすい分野と考えられる。急がされる工事が多い中でも進捗が順調に見える点は材料になり得る。株価は堅調な推移ながら、PER面では相対的に控えめに映るため、市場全体が落ち着けば再評価の余地が残るタイプとも見ておきたい。
5288 アジアパイル
コンクリートパイルの製造・施工で上位の企業。独自の一貫請負型を特徴とし、収益性の高さが評価されやすい。国内では基礎工事やインフラ整備の需要が続く中で、同社にとっても追い風になり得る。加えて、ベトナム事業が拡大している点が印象的で、同国の経済成長を背景に、今後も伸びしろが意識されやすい分野と思われる。会社側が比較的慎重な見通しを出しやすい中で、ベトナム向けについて「予想以上」といった表現が出てくる点は、一定の意味を持つかもしれない。
最高益見込みという観測が出る一方で、PER・PBR水準がまだ割高感を強く伴わないため、今年の相場では一般建設株よりも、こうした基礎工事系に資金が向かう可能性も含めて見ておきたい。
4617 中国塗料
総合塗料メーカーで、船舶用塗料はリーディングカンパニーとして位置づけられることが多い(同社推定で国内トップシェア)。工業用・コンテナ用塗料も展開しており、事業領域は広い。また、国内に留まらず、中国・韓国にも製造拠点を置くなど海外展開も進めている。
株価の上昇は順調に見えるが、日経平均の動きと比較すると比較的ゆっくりで、過熱感は強くない印象。高市政策の造船関連がテーマ化するなら、船底に塗る無害塗料などを含め、同社の存在が浮上する可能性はある。過去の経験則としても、造船相場の終盤で話題になりやすいタイプの銘柄と見られるため、テーマの進行度合いと合わせて意識しておきたい。
