円高(1/28朝の講義)
27日の日経平均は+448円の5万3333円となり反発。27日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、終値は前日比408ドル99セント安の4万9003ドル41セントだった。一方、ナスダックは大幅高となった。
市場が動き始めた点は気になりますが、今回は為替という非常に判断しにくいテーマですよね。取り方次第な部分もありますし、為替介入に関しては外からは測りづらいところがあります。昨年だったでしょうか、日本は金利が上がる方向、米国は金利が下がる方向だから、為替は135円前後が妥当ではないか、という話がありましたよね。ところが実際には、米国金利の下げ止まりと、日本のスローな金利上昇という構図の中で円安傾向が進み、高市首相の登場以降は財政不安を材料に、シカゴの投機筋が円安方向へ誘導した、という見方も出てきました。
ただ、別の見方をすれば、米国は依然として金利を大きく上げにくい状況が続き、日本は景気が持ち直す中でインフレ抑制のためにある程度の金利対応が必要、という考え方も成り立ちます。高市政策についても、それ以前の政権のほうが財政面では不安が大きかったという見方もありますし、実際には金利以上に、年金や医療費などの個人負担が増えていた側面もありました。そう考えると、自分としては円高方向が自然ではないかという意見でしたが、投機筋が円キャリーの返済を円安局面で進めたかった、という意図が透けて見えるような円安だったとも感じています。
実際、日米の金利差は一時3%程度あったものが、いまは2%を切る水準に近づいています。そうした状況で円安が続くのはやや不自然ではないか、というのが自分の感覚です。だからこそ当局がレートチェックを行うわけで、不正や過度な投機の動きがないかを確認し、それでもなお円安基調が続くなら介入という判断になる、という流れなのでしょう。
とはいえ、自分の目線はどうしても内需中心ですが。
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