1月28日:今日の市場の見方

昨日は反発して良い雰囲気でしたが、急な円高で今日はまた波乱含み、という印象ですね。為替の影響を受けやすい企業には逆風になりやすく、基本的には内需型を意識する流れになるのだと思います。そう考えるとグロース株という発想も出てきますが、いつもなら動きやすいガスや電力といった輸入関連が今ひとつだったり、建設も勢いに欠けたりと、内需グロースに素直に資金が向かっていない不思議さがあります。結局、個人資金は半導体のような分かりやすいところに向かい、全体としては活気がやや乏しい印象です。

それでも本来この局面で注目されるのは、AIシステムやドローンなど、実用段階に近づいている分野ではないかと思っています。たとえば4425 Kudanのように動き始める銘柄を見ると、AI技術の進展によって、これまで使い道が見えにくかった技術が「使える存在」へと変わりつつある流れを感じます。同社もドローン関連も、足元の収益はまだ課題が多いものの、時間の経過とともに形になっていくタイプ、という見方はできそうです。

こうした変化を探していくのが本来の株式投資の面白さだと思うのですが、最近は「当てる」ことが主目的になりがちで、「銘柄を当てたいのか、資産を増やしたいのか」という問いにぶつかる場面が増えている気がします。それが通用する地合いならまだしも、もしそれすら難しい市場なら、より大きな需給の問題が背景にあるとも考えられ、無理をせず休む判断も必要になってきますよね。

レアアース、造船、上下水道、バイオなど、目を向ける先はいろいろあるはずですが、どうにも視野が短期化していて、少ししんどい相場付きに感じています。