1月29日:今日の市場の見方

非常に流れが見えやすくなったのは、週末レポートを書くにあたって、今後の展開をある程度理論的に組み立てていたからだと思います。今週のGTOレポート作成は正直かなり難しくて、週末の時間外で為替が急伸し、株価が急落していたことが大きな要因でした。それに対する市場の解釈が、どこにもきちんと文章として出ていなかったので、自分で一から組み立てて書くという、なかなか骨の折れる作業になったんですよね。

誰かの書いたものをなぞるのではなく、基本的な考え方を探りながら自分なりにまとめていく作業なので、楽ではないですが勉強にはなります。最近は日経などでも、朝の記事が前日までに書き溜めた内容の延長のようなものが多く、当日の「空気」を切り取った感じが薄い気がしています。そう考えると、いつものようにテーマ中心で語るより、日程を重視して「どう張るか」という視点で書く方がしっくりきたんですよね。決算発表シーズンでもありますし、日程と市場の押し目のタイミングを重ねていく中で、最近動きが静かだったアドバンテストに自然と目が向いた、という流れでした。

やはりこの時間帯は、運用者の都合が色濃く出る局面で、需給が市場を形作っているというのを強く感じます。調べ物をしていても、その通りの物色が実際に進んでいるのが見えてきますよね。換金の動きが多く、買いの時間は短い。運用側は確実性を重視しているので、持ち分の売却を進めながら、新規では短期目線の買いを入れている印象です。値動きのある銘柄に向かう場面もありますが、一方で動いていない材料株を静かに拾い、あとからその良さが共有されていく、そんな流れにも見えます。煽りというより、「気づいた人から動いている」という感じでしょうか。時間帯もタイミングも似通っていて、物色自体はかなりシンプルです。

ただし、その持続性にはやや疑問もあります。機械的な売買がかなり増えている印象ですし、材料の発想自体も似通いやすい環境なので、新しい学びは結局「実際に出てきた動き」から得るしかない、そんな局面なのかもしれません。