2月3日:今日の市場の見方
一生懸命考えるのが馬鹿らしく感じてしまうような市場ですが、日本市場の評価はやはり選挙という視点から大きくは変わっていない、という見方になります。先週末からの値動きを見ると、与党が過半数ならプラス圏維持、300議席に迫るようならさらに上というイメージを持つ向きも多いように思われます。ただ、それを先取りするならば、もう少し慎重な値動きがあっても良いはずで、昨日の54,000円台はなかなか買いにくい水準に感じられました。
その後、想定していた損金演出の売りが出たようにも見えましたが、その売り方があまりにも刹那的に見えたことで、皆が警戒し始め、最後にはFRB議長人事の話を蒸し返すような解説まで出てきましたよね。そう考えると、「ここは買いではないか」という自分の判断は間違っていなかったのでは、という気持ちにもなったのですが、売りの勢いが強く、韓国や台湾の下落、時間外のNYの動きまで重なってくると、「自分は何か勘違いしているのでは」と不安にもなってしまいます。
そうなると、夜間で戻したら一度逃げようという姿勢になってしまい、自分の中でも少しおかしくなっているのではと感じたりもしました。結局、53200円あたりで「これは分からない」という判断になり、先物を利食いしましたが、今朝は過半数ラインを意識する水準まで戻して54,000円手前という動きになっています。
文章だけ見れば、「焦点を見抜いて買いに行った好判断」とでも書くのがこの業界の常套手段なのかもしれませんが、実際はそうではなく、かなりびびっていたというのが本音です。500円幅取って逃げてしまったわけで、いわば「下手の極み」だと自分では思っています。ああいう場面で勝負したなら、市場と自分の考え方を信じきれ、という話になりますが、それが出来なかったのが現実なんですよね。
本当に先が分かっているわけでもないですし、気持ちがぶれなければ握れていたかもしれませんが、感情に引っ張られて対応してしまった一晩でした。引っかかった銘柄が上がってくれればまだ救われますが、というところです。
