銘柄記録2月8日:今週の市場の見方

2/8備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

2805 エスビー食品
カレー粉のイメージが強いが、実際には香辛料分野で高いシェア(5割超)を持つ企業。インスタント食品でもカレー関連は根強い人気があり、物価高の中で比較的手に取りやすい食品へ需要が向かう流れも追い風になっているように見える。
原材料高や人件費増といった逆風はあるものの、価格転嫁が進んでおり、今期も大きな増益につながっている点は評価できそう。株価は派手さはないが、緩やかな上昇基調が続いており、消費減税の議論が進めば改めて注目される可能性もある。相場全体が動き出した際に、意外と手薄になりやすい銘柄という印象。


3110 日東紡績
ガラス繊維大手。直近3Q(2Q)では売上高302億円(292億円)、営業利益55億円(52億円)と堅調。電子材料部門も売上高127億円(122億円)、営業利益48億円(49億円)と高水準を維持している。
26/3期計画は営業利益を200億円へ上方修正。低誘電ガラス分野には参入企業が増えているが、AIサーバ向けを中心に需要拡大が続いており、技術力の差は依然として大きいと見られる。低CTEガラス分野でも競争はあるものの、同社は中長期の需要拡大を見据えて生産能力拡張を検討しており、腰を据えた成長シナリオが描けそう。


4483 JMDC
オムロン子会社で、医療・保険データを匿名加工し、製薬会社や保険会社向けに提供するデータビジネスが主力。26/3期3Qの営業利益は37億円と、予想を上振れた。欠損などで表面的な進捗に不満は残るものの、内容自体は悪くなかった印象。
富士通Japanとの協業により、電子カルテ市場で高いシェアを持つ顧客基盤にアクセスできる可能性が見えてきた点は、今後の展開として注目しておきたい。病院向け市場の約6割にリーチできる余地があるという見方は、中期的には評価材料になりそう。


7701 島津製作所
何度か取り上げている銘柄。同社は製造業的な見られ方から、医療機器寄りの評価に変わった過程で、薬価基準引き下げや中国関連の不振が重なり、株価が抑えられてきた経緯がある。
足元では業績回復が進み、直近決算も良好。説明会では、来期以降も売上高二桁成長を見込みつつ、投資を続けながら中長期的なマージン改善を目指す姿勢が示された。半導体・ライフサイエンス分野での成長余地や、競合との差別化が今後の焦点だが、防衛関連の側面も含めると、現状の評価はまだ低い可能性があると感じている。