広がりが欲しい(2/9お昼の講義)
9日前引けの日経平均株価は続伸。前週末比2410.17円(4.44%)高の5万6663.85円で前場の取引を終了した。
前場は買い戻しが入っていた影響でしょうか、上がるものがかなり限られていましたよね。信用残の重いものは失速気味で、与党圧勝を意識したいわゆる「高市銘柄」も、朝から勢いが続かなかった印象です。一斉に買われたように見えても、失速する銘柄が多く、結果的には寄り前の日経平均先物売りが一番正解だった、という形になっています。
とはいえ、週末の安値から見れば先物は一時5000円も上がっていますし、日経平均も4000円ほど上昇しています。それだけ上がっている割には、手持ち株に大きな変化がなかった、という人も多いのではないでしょうか。ただ、11時前後から材料株が少し反発し始めていたのは、ひとつ気になる動きでしたよね。
自分が本当に欲しいのは、こうした期日売りや好決算で一瞬だけ人気化して、その反動で下がってしまった銘柄が、きちんと反転してくる流れです。56000円台らしい株価、そういう中身を伴った動きになってほしいと思うんですよ。好業績は確認できているし、政局もひとまず安定してきたと見るなら、十分あり得る話だと思っています。
ただ、現実はそう簡単ではなくて、今の株価は「まやかしじゃないか」という疑問もあちこちで聞かれます。圧勝したことで党の重鎮が戻ってきたり、人数が増えた分、良からぬことをする人も混じるんじゃないか、なんて話も出ますよね。それに、トランプ大統領からの無理難題が再び出てくる可能性も、どこかで意識されている気がします。
それでも、政策や企業業績をきちんと尊重する流れになれば、この市場はテーマとして再び生きてくると思うんですよ。ハードルは高いですが、そうした評価軸が戻ってくれば、日経平均が大きく上がらなくても、個人投資家はまた市場に集まってくるはずです。今のままでは、「博打化」と言われても仕方がない、そんな状況ですよね。
5817JMACS、135A VREIN、7832バンダイナムコ
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