今日の見方(2月9日)

昨日の朝は「ソフトバンクだけ」というぐらい、寄与度の高い物だけで上がっていましたが、やはり後場からは広がって来ましたし、市場は大分良くなりました。しかし、日経平均が1000円上がってやっと下げ止まったという株式も多く、市場には戻り売りの資金が相当眠っているという気がします。

だから、一般的には今日上がれば売りという発想から来ますが、個別株式はそこまで回復はしていませんし、今日の時点で「売らなきゃ」と思われたらきついですよね。自分はとにかく決算明けを期待していますから、半導体やAIを保持したし、昨日は金融株や下がった内需株などを買いました。ということは、「他の軽量は売らなければ」となるから、やはり自分も一般的な発想しかないんだろうと思います。

今シリーズは下がった物が多く、しかし、将来的な期待や値上がりは期待値として残っている物が多く、需給の対角を買えば相当高い確率で儲かっています。確かに、ソフトバンクで大儲けした人は多いでしょうが、普通に考えられる好業績下落組でも大丈夫なんです。しかし、一部だけが上がって行くから見劣りしてしまい、少し焦った投資家の多くが、その相場を嫌っていたりします。

そういうのも投資ですが、普通の投資ならば将来性や期待値がある株式は上昇してくる物ですし、グロース株が上がらない市場は金融相場であって、景気型ではないですよね。自分は目先的には需給が優先されるとは思いますが、根本的には景気型であり、インフレ相場がいよいよ本格的になったと考えています。そうなれば、今は蚊帳の外組でも十分勝算はあると思います。