2月15日:今週の市場の見方

今週の見方

需給は一巡した、と見て良いのかもしれません。選挙前は買いにくさがあり、結果が出た途端に堰を切ったような買いが入り、その流れが一巡した印象です。

ここまで議席を獲得すれば、長期政権になりやすく、国会運営も保守にとってはやりやすい状況が続く可能性があります。ただ、選挙公約そのものに過度にとらわれるのはどうかとも思います。財政支出は悪い話ではないですが、適材適所というか、収益性や民間の知見、資金レベルを踏まえた使い方であってほしい。

得てして財政出動は「○○基金」のような形ばかりが増え、特定の人だけが潤う構図になりやすい。不正も生まれやすい。どうしても必要な事業に政府資金が入るのは理解できますが、資金のあるところが自前資金を使わずに済ませるような動きは避けてほしい、というのが正直なところです。

市場の現状と課題

昔から、財政出動で一部企業は潤うが、日本全体が良くなるのは限定的、という偏見を自分は持っています。とはいえ期待していないわけではなく、今回はしっかりとした審査や配分をしてほしいという思いです。減税までして財源を捻出するのですから、経済にうまく効いてほしい。

ただ、今回の大量当選議員の中には古株の守銭奴的な人物もいれば、新人でも頼りないタイプが含まれている可能性もある。そうなると、権力者が幅を利かせる構図に戻る懸念もゼロではない。

また、冷静に話を聞くと、総額では税負担が減らない可能性もある。控除の扱いなどはよく見ておいた方が良いでしょう。消費税を一度ゼロにするような話は、戻すときの政治コストが大きい。むしろ控除を引き上げる方が現実的ではないか、という気もしています。

今後の展望

こうした議論はこれから本格化するでしょうが、どこかでミスが起きる可能性もあると感じています。基本はインフレに備える形で考えていますが、防衛関連に資金が向かうという声も多い。野党も防衛費増額に前向きな姿勢を見せています。

ただ、自分は防衛関連が相場の中心になる展開はあまり好きではありません。平和ボケと言われても、戦争は嫌いです。そうしたテーマがメインになる市場は、正直なところ歓迎したくない。

だからこそ、市場が何かを取り違えていないか、先読みを間違えていないかを冷静に見たい。単に“当てにいく”相場ではなく、背景を踏まえて判断したいところです。

最後に

理想を言えば、下がったものが丁寧に評価されて上がる相場になってほしい。

テーマやムードだけで走るのではなく、業績や実力が見直される流れ。そういう市場であってくれれば、過度に振り回されずに済むはずです。今週は、その土台ができるかどうかを見極める時間になりそうですね。

2026源太カレンダー』ご購入・お申し込みは公式販売サイトより