申し上げることはあるだろ!【4/25お昼の講義】
財務大臣が「為替について何も申し上げる事は無い」という発言は、155円が通過点と思われるから輸入産業は非常にきつくなるし、輸出企業も介入とかを気にするからつなぎに向って収益が限定化されてしまう、悪い円安になりつつあります。そういう中でトランプ氏はじめとして「何もしないのかよ」という声が上がり始めていますから、何やら難しいことが植田日銀総裁にはあるということです。
そういう思惑が出て来ていると感じられるのですが、そうなって来たら買い手控えしなきゃならないし、金利動かさない場合は、その後は介入しないといけない状態に陥ると思うんですよ。しかし、その介入は過去から持続性があるわけでもないし、数日で元に戻るということもあるので、相当強い介入になってしまっているんですよ「今回」は。根底で変えるとなったらという景気と金利の綱引きがあるということなんですよね。
まあ、そうは言ってもとは思いますが、朝から日経平均以外の銘柄が強かったんです。月末の場面ですから、ディラーが介入もし難いので、下支えがなかなか難しいし、個人は短期売買で見ようとしているから、売り圧力が強いんですよね。日経平均と違う苦しみもあるんです。FOMCがあるからNYの期待も難しいし、国内は決算が多いから持ちにしたくない人も多いのです。
上振れ必須の株式が狙われますが、結果論になっているから、下がらないと買う気はないでしょうしね。
8604野村証券、6594二デック、3121マーチャント
鈴木財務大臣「コメント控える」 歴史的な円安で為替介入への警戒感高まるなか無言貫く:Yahoo!ニュース
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