悪材料出尽くしか?(4/2朝の講義)

「1日の日経平均は+6円の3万5624円となり、4営業日ぶりの反発を見せました。きょうのNY株式市場では、ダウ平均が上下動を繰り返しながらも小反落となり、序盤は下げて始まりました。」

昨日、同業の方と議論になったのは、「関税の始まりは悪材料出尽くしではない」という話しです。彼らは非常に弱気で、ここから悪い流れが始まると考えています。経済的には確かにその通りかもしれませんし、トランプ氏の大きな間違いは、関税によって上がった価格が実際には米国民の負担になるということです。

だから今の市場に覇気がないのは、これから悪い流れが始まると思っている人が非常に多いためです。彼らは悲観的な結末が待っていると感じており、それが理由で買いに動けないという人も半数以上いるのではないかと思います。結果として、買いに厚みがなく、ちょっとした食い入れ的な売買が多く、瞬間的には上がってもその後に下がっていくことが多いのです。

さらに、東証の基準も影響しており、上場維持ができない株式は売るべきだという流れができています。また、政策投資の株式を減らすように指示されているため、突然大きな売り物が出てくることもあります。環境的に需給が良いとは言えませんが、セールス面では売りの話がしやすく、注文も取りやすいのが現実です。

それでも、この状況が違うと論破できない不透明感が漂っています。

3719ジェクシード、4812電通総研、8306UFJフィナンシャル