いつもの反省と違う(4/8大引けの講義)
いつもの反発はV字型の動きが特徴的ですが、今回は少し異なります。確かに数字は高いものの、途中での売りがなく、一定の水準からは売りが出ても下まで売り込まれることはないという感じで、強含みの展開が続いています。急落した後で、昨日の取引量よりも過去の取引量が多いにも関わらず、売りが足りない状況が続いているということです。しかし、下値を意識した動きが見られるため、どうしても買いの流れに乗れないという現状もあります。この流れを見ていると、やはり急落だったと感じざるを得ません。
大方は織り込まれていると言われても、関税問題がこの下げの大きな要因であることは間違いありません。急落が再度起きた場合の懸念もあり、多くの投資家は手を出しにくいという状況が続いています。そのため、上値も重く、買うにしても慎重に行動せざるを得ません。買えるのは、事情を理解している人たちに限られそうです。もし明日もこの状況が続けば、翌日の夜に少し注意を払わないと、明後日にはさらに難しい局面が出てきそうです。
このように、市場には相当厄介な部分があり、トランプ氏の周辺が「株は上がる」「問題はない」と安心感を与えようとしているように感じます。しかし、今後の緩和策がどのように展開されるのか、その点がまだ不透明であり、信じきれない部分もあります。結局のところ、良く下がっても、買うにも売るにも辛い時間帯が続いているというのが正直なところです。
3927フーバーブレイン、7545西松屋、4011ユーザーローカル