買っても良いのか(4/8朝の講義)

「7日の日経平均はー2644円の3万1136円と歴代3番目の下落幅。NYダウ平均は37965.60(-349.26)で取引を終えたが、取引開始直後にダウ平均は1700ドル超急落。」

NYの時間外取引と台湾企業TSMCのストップ安を受けて、持っていた先物を一度売り、下がったところで買おうと思ったのですが、全く下がらず、嫌な予感がしていたところ、結局上がってしまいました。下手に上手く立ち回ろうとしたからでしょうが、昨日の市場はそうした錯覚が随所に現れ、本当にめまぐるしい展開だったと感じました。

とはいえ、この反発がどこまで続くのかと言われると、正直理解しにくい部分もあり、厄介な市場の流れの中では支持しにくいところがありました。PBRの話をしていたのですが、一応その水準にあり、源太指数も良い環境にありました。しかし、こうした調子に乗った「技」を使おうとした結果が最悪の形となり、小手先の失敗を痛感しました。

日頃からよく話している「鉈の切れ味」を求めるべきで、「カミソリの切れ味」は自分にとっては求めるべきではなかったと実感。過去から乱高下に鈍感になれと言われてきたことも理解しており、そのつもりでやってきたのですが、ほんの少しの隙間で自分が落ち込んだ気がしました。

とはいえ、ここからまた良いチャンスを探し続けるつもりです。上手くいくわけがないので、小手先に頼ろうとした時点で負けだったと感じています。

7267ホンダ、3984ユーザーローカル、4307野村総研