東京時間(4/9朝の講義)
「8日の日経平均は+1876円の3万3012円となり、4営業日ぶり反発。NYダウ平均は一時1461ドル高まで急反発しましたが、320ドル安の37645.59ドルで取引を終えた。」
昨日、「いつもの反発とは違う」と話したのは、進展がない状況だからです。東京時間に入ると現物株に売り注文が出て上値が重くなり、解決策が見えない中では安心して買うことができません。NY株が反発したのは、自国の状況が他国の影響を受けにくいからこそできたことです。細かい議論をすれば関係してきますが、総じて言えば各国より有利な立場にあります。
一方で、日本株は需給が一巡したため、下に叩くことはないでしょう。もし下がるとすれば、関税発動を巡るアルゴリズムの影響で売りが出ることが考えられますが、それでも買い戻しが必要になり、先日までのような下げは少ないはずです。そういう状況なので、上に向かう可能性も十分にあります。
無理に耐えろとは言いませんが、ここでしっかり買いが入る銘柄は狙い易いというのは普通だと思います。昨日も終日、買いが入る銘柄がありました。残念ながら上を買う形ではなかったため「動かない」という表現になりましたが、いわゆる「プロ好み」の動きが数カ所見られました。安いと感じるときに買うしか方法はありませんが、その感覚が今日出てきたら、少し良くなると思います。
安いと思えたら良いですが、いつ下がるのだろうという風に見えるようでは具合が悪いですね。
6232ACSL、7545西松屋、7267ホンダ