8月26日:今日の市場の見方

他人がどう言おうと、自分で市場やニュースを解析して「おかしい」と思ったら、自分の思う方向に動いて踏み上げられる相場もあります。しかし昨日は、先週末のパウエル議長の話をどう考えても「記事がおかしい」という見方をしたんですが、どのメディアも「利下げ容認」という見出しで、株式大暴騰と書いているんですよね。

ただ、その記事の逃げ方は「NY株のことを書いているだけ」とも取れるし、大先生と呼ばれるアナリストやストラテジスト、聞いたことあるかないか分からない○○研究所の方や、生保の方などが並んでいます。エル君がLiveで「ご苦労なことですよね、休みの日にレポート書くなんて」と話していましたが、普通の職業アナリストは休みの日まで書かないんですよ。

だから、あれは手記や依頼原稿だと思うし、場合によっては電話でヒアリングしただけの記事なのかもしれないと思ったりします。言えることは、0.5%を織り込みにいったという記事を、あの42000円から44000円に向かって上がっていくときに書いた記者は、あの内容では強気にはならないだろうということです。それをデスクのトップが読んでいたら、あの見出しにはならないでしょうね。

つまり、紙媒体はともかく、電子メールで流れてくるメディアの記事の多くは、その担当者の主観で決まる部分が大きく、数が多すぎてコンプライアンスチェックが追いついていないんだと思います。だから、外資と組んだ記者が情報媒体数社に一斉に似た強気記事を書いて、上値の大きさを煽るような展開になるんですよね。