12月12日:今日の市場の見方

見直し相場にしっかり変わってくれたら勝てると思うのですが、やはりSQを過ぎると市場は難しいんですよね。外資はクリスマス休暇に入りますし、個人や運用者は損益通算の売買で動きますから、閑散なのに換金だけが無駄に進むような展開になります。昨日あたりがそのピークなら良いのですが、この流れが来週も続くようだと、相場は閑散と寂しい感じになりそうです。ただ、叩いてくる外人もいなくなりますし、換金売りも切れるタイミングが多いので、この時期から急に強く変わることも実際あるんですよね。

だからこそ、今日は非常に大事です。この時期に高配当株を拾うと、3月に向けて有利になるという鉄則もありますし、金利上昇局面なら資産株に流れが出てくる展開が望ましいところです。AI関連は将来期待を先取りして買われていますから、ここからは企業の“地力”が見える銘柄で勝負できないと、正直もうきついんですよね。
日経平均を上げたいなら、内需や景気敏感株も使っていくべきですし、最近大きく押した資産株あたりに頑張ってもらいたいところです。

もっとも、これはあくまで希望であって、本当にそうなるのかは全く別問題です。でも、何も考えず「日経平均が反転したらITの押し目」と、今までと同じ発想に戻るのも芸がない気がします。キオクシアのように少し異色の材料で動く銘柄もありますが、王道の内需や建設、資産株などがしっかりしてくれた方が市場は落ち着きますよね。

まあ、希望を言えばなんとでも言えますが、そうならないと相当きつい展開にもなり得ます。今日はSQ明けで週末という、どう考えても買いにくい日の中で、少しでも中長期の展望が欲しいところです。ここが見えないと、市場は大きな調整に入っていく気もします。

今週で、「投げざるを得ない損益通算の売り」が切れるかどうかが鍵でしょう。週末に投げたい人たちは、もう昨日あたりで売った気もするんですがね。