銘柄記録5月15日:今日の市場の見方
5/15備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)
1443 技研ホールディングス
病院向け特殊工事や、土木分野の法面保護工事を得意とする企業。放射線防護設備建設や病院向け放射線関連工事なども手掛けており、以前から言われている各都道府県での「シェルター整備」関連とも重なる部分があります。単なる戦争対応というより、重要書類や設備を守るための備えという意味合いも強く、こうした分野は今後も一定の関心を集める可能性があります。業績面では回復傾向が見られており、中期的な視点で見ておきたい企業の一つという印象です。
8227 しまむら
低価格衣料を展開する企業。インフレ局面では、こうした低価格帯の小売が相対的に強さを見せるケースも多く、特に今年も高温傾向が意識されていることから、季節商品需要への期待もあるようです。同社は今期も比較的強気な業績予想を出していますが、コスト抑制による営業利益改善を軸にした内容で、売上増加分についてはやや慎重な見方にも映ります。市場全体で“強気部分を軽く見ていたら、それ以上だった”というケースも増えているだけに、改めて内容を確認したい企業という印象があります。
6407 CKD
自動化装置や機器製品を展開する機械メーカー大手。3月半ばにも取り上げた企業で、医薬品・食品包装機に強みを持つほか、水・ガス・油などを制御する流体制御機器は半導体製造装置向けにも使用されています。そのため、一時は“出遅れ半導体関連”として注目される場面もありました。ただ、半導体関連機器需要の回復は想定より緩やかで、逆に言えば今期以降の伸びしろを意識する見方もあります。収益構造に変化が見え始めた企業を、押し目で丁寧に見ていく相場なのかもしれません。
9023 東京地下鉄(東京メトロ)
MSCIからの除外や、業績面への慎重な見方から、証券会社の格下げも相次ぎ株価は大きく下落しました。ただ、通勤需要の回復や沿線エリアの社会経済活動の堅調さを背景に、旅客運輸収入は前期比4%増の3,650億円を見込むなど、増収基調自体は続く見通しです。一方で、人件費や労務費、資材価格上昇の影響から営業利益率は前期21.2%から今期18.6%へ低下する見通しで、そこが嫌気された面もあります。ただ、保有不動産の含み価値や、2028年の運賃改定の可能性なども踏まえると、一方向だけで評価するのも難しい企業という印象があります。
