信用できない強さ(8/29朝の講義)

「28日の日経平均は+308円の4万2828円となり続伸。米国株式市場は続伸。ダウ平均は71.67ドル高の45636.90ドル、ナスダックは115.02ポイント高の21705.16で取引を終了した。」

この強さは、再びあの上げが来るのではと感じさせるぐらいで、動き方も全く一緒なんですよね。ですから、赤沢さんの突然のキャンセルが「80兆円の使い方」に関する文章の摺り合わせだった、というのは意外と大きな懸念材料だったんです。ある意味で今回の交渉の中でもっとも「不公平条約」的な部分かもしれません。特に自動車関税を進めるために、簡単に流されてしまっては困る部分ですし。さらに、エヌビディアが決算後に時間外で大きく下落していた状況を加味すれば、昨日のような上げは本来考えにくいはずなんですよ。

つまり、先日もそうでしたが、気に留められていない部分に重要なポイントが潜んでいる。市場はそれすら割り切ってしまったと言えるんです。各社のアナリストやメディアも、そうした点を全く取り上げない。事例として流すだけで、問題提起にはならないんですよね。

こうした危険なリスクオンは、裏で何かが既に成立しているのか、それともSQを前に「そこまでに大きく動かしたい」という思惑なのかもしれません。しかも昨日はリバランスも多かった。それでも普通に考えたら「上がるはずがない」のに、売り方討ち死にの上げが始まってきたようにも見えます。

ただ、自分としてはこういう上げ方は信用できないんです。どう考えても無茶苦茶な動きですから、リスク要因を丁寧に探っていきたい。そうしないと、下手をすれば2、3年株価がBOX圏に閉じ込められる展開も想像できてしまいますからね。

4592サンバイオ、3407旭化成、6981村田製作所