どこが焦点か(2/2朝の講義)

FRB議長が中立的である中でも、やや先行して動くタイプという意味では悪くない人選のように感じています。しかし市場というのはいい加減なもので、ずっときつい論調で「中央銀行の独立性」と言っていたかと思えば、日経新聞などは「タカ派議長で急落」と書いているんですよね。土曜夕刊なら引け値は分かっているでしょうし、その人物像も把握しているはず。それにNY市場の引けも、高くはないにしても、落ち着いた動きだったと思うんですよね。

金利が下がりにくいという面はあるにしても、雇用に配慮するタイプとも言われていますし、先に動く人だからこそ市場の感情をうまく捉える可能性もあるように感じます。それなのに「中央銀行の中立性が失われる」と散々書いておきながら、下落をあおるような書き方をするのはどうなんでしょうかね。自分は、よほど極端な人事でもない限り、市場への影響は限定的ではないかという見方です。

つまり、どこが焦点かといえば、やはり「選挙」でしょう。上げ下げしている間に、何が消化されて何がまだ消化されていないのかを考えることが大事だと思っています。何が本当に重要なのかを見ておかないと、あおり気味の記事に振り回されて方向感を失い、大きな失敗につながりかねません。

企業決算も前工程まで改善してきている流れですし、通常なら「そこまで弱くない」と言える環境のはず。世界的に下げたことで今週は損金作りの売りが出やすい面もあるでしょうから、そのあたりは逆張り目線で見ていく、というスタンスになりますね。

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